スマートフォンの歴史と日本の通信史

スマホ時代以前の日本

1987年に始まった日本の携帯電話の歴史ですが、こちらはスマートフォンの流れを一切受けない形で進化してきました。何故なら、日本は独自の通信方式を使用していたため、海外の携帯電話を使用するということがなかったからです。しかし、日本はオリジナルの通信方式であるiモードがNTTドコモから登場すると、携帯電話でのEメールの送受信やウェブページを閲覧するなどの世界初の技術を発展させてきました。そのため、世界でスマートフォンの流れが来ても日本には影響が及ばなかったのです。

また、日本でのiPhoneブームは起こらないというのが当時の専門家の見方でした。何故なら、日本人は保守的で新しいものに飛びつきにくい上に、アプリの存在はiモードで確立されているため新規参入は難しいだろうと言われていたのです。この牙城を崩したのがiPhoneのデザイン性であり、AppStoreの存在であり、ソフトバンクの尽力であったと言われています。

iPhoneが登場するまで日本はガラケー天国でした。しかし、iPhoneが台頭することによって急激なスマートフォンの流れが押し寄せます。NTTドコモがスマートフォンのリリースをしたのがiPhone登場から3年後という遅さを見ても、その流れがどれだけ急だったのか分かります。