スマートフォンの歴史と日本の通信史

2011年頃の様子

2011年、iPhoneによる驚異的なソフトバンクの快進撃を食い止めたのは、皮肉にもiPhoneでした。auがiPhone4sをマーケットに投入したことにより顧客の増加に成功したのです。このことにより、auとソフトバンクは熾烈なシェア争いをすることになります。一方、iPhoneの獲得に乗り出していなかったドコモはシェアを下げ続けることになります。

スマートフォンを契約することによって通信料による利益が跳ね上がることに気付いた大手キャリアは、スマートフォンユーザーを獲得するためにあらゆるキャンペーンを行います。大手キャリアはそれぞれ新規顧客のためにキャッシュバックキャンペーンをするという、まるで銃弾の打ち合いのような様相を呈していたのです。その中でもauの一台10万円キャッシュバックは今でも語り草となっているほどです。

2011年は東日本大震災が起きたことにより、スマートフォンの利便性が伝わるようになりました。このことは高齢者など、スマートフォンに興味がない世代にも普及するきっかけになったのです。日本のスマートフォンの広がりには、このような自然災害と隣り合わせだということも忘れてはいけません。